猫を迎える際の避妊や去勢手術について
避妊や去勢手術を決めるメリット・デメリット時期や費用についてまとめてみました。
避妊・去勢手術を決める時期
手術をする場合一般的にはオス・メスともに子猫のうちに行います。
猫は生後4〜6ヶ月頃に初めての発情期迎え、この頃になると尿マーキングやケンカといった問題行動が見られます。
最初の発情期を迎える前の早いタイミングで去勢手術を受ける事でこういった行動を軽減でき、生殖器系の病気の予防ができます。
メスの場合は交尾によってかかる感染症のリスクを下げる事ができるので手術を決める時期は生後6ヶ月前後が理想です。
手術のメリット
・生殖器の腫瘍のリスクが軽減
・乳腺腫瘍の発生率の軽減
・感染症の予防
・スプレー行動の防止
・オス猫同士のケンカの予防
・大声で鳴くことの予防
手術によるデメリット
・麻酔や手術による負担
・肥満になりやすい
・肥満による下部尿路疾患のリスク
・毛剃り後脱毛のリスク
猫の去勢手術を受けるかは飼い主の方次第です。
手術をしようと思ってもすぐに出来るものではありません。
猫の生活、環境、健康などを含め去勢手術が必要かどうか、発情期を迎えてから慌てないよう早めに考えておくといいかと思います。
避妊・去勢手術の費用
猫の避妊手術・去勢手術費用は、約12,000円〜30,000円程です。
これに加え、血液検査やX線検査、薬代や入院費などが必要です。
手術費用は病院や地域によってかなり差があります。
事前に動物病院に問い合わせしてみるといいでしょう。
助成金・補助金が受けれる場合も
地域や自治体によって、手術費用を助成・補助してくれる制度があります。
主に「市区町村の助成金」「避妊・去勢手術補助金」などです。
助成金または補助金の金額は2,000円〜6,000円程
自治体によって金額が異なったり、助成を受けられないなど
助成金・補助金対象が限定されている場合もあります。
詳細な情報は、動物病院や保健所や自治体にお問合せください。
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