98gの子猫をくわえて来た母猫

生まれたての子猫と母猫

生まれて数日、子猫体重は98g程。片手に収まるくらい小さく目もまだ開いてませんでした。

⬆︎ 飼い猫になる前の、みーちゃん(母猫)です。

野良猫の時からすごく人懐っこい猫で、毎日欠かさず遊びに来ては、ドアの前でずっと待っていたり、スリスリ寄って来たり、ゴロンとお腹をみせて仰向けで寝てたりと、飼い猫の様に可愛がっていました。

しかし、ある日突然…。小さい小さい子猫をくわえてやって来ました。

何度も下ろしたり、くわえたり、繰り返しながら一生懸命運んで…

段ボールを用意したら子猫をくわえジャンプして中に入り、母乳をあげていました。

生まれて数日くらい、まだ目も開いてなく、ミャー ミャーと必死に鳴く子猫。

こうやって子猫を抱えても、母猫のみーちゃんは怒ったりせず傍で見ていたので、私たちのことを本当に信用してくれていたんだなと思います。

子猫と母猫を保護する

この時はまだ98g程。それから数日間は毎日子猫の体重を測りました。

しっかり母乳を飲んでいる様でお腹もぽっこりとして、体重も少しずつ増えていき、安心していたのですが…片方の目がずっと閉じたままの状態で開いていませんでした。

そしてこの時の季節は11月、もうすぐ冬に入ろうとしていた時期です。

子猫と母猫は、この先もこのまま外で過ごしていくのがいいのか…

子猫だけでも病院に連れて行き保護するか…

2匹とも保護して飼い猫として一緒に暮らすのか…

どちらの選択が正しいのか、悩みました。

しかし、大事に育てている母猫と子猫を離すという選択肢はなく、

先住猫のこともよく考えた末、2匹とも保護することに決めました。

保護してからすぐに病院へ行き、ノミ取りや子猫の目の状態などを診てもらいました。幸いにも、目はすぐに開き傷もなく健康状態も良好でした。

獣医の先生から「もう少し治療が遅かったら片目は見えていなかったかもしれないです」と言われ、本当に良かったなと思いました。

以上が子猫との出会い、親子猫の保護までの経緯です。

保護後の子猫の健康状態や成長なども後日投稿して行きます。

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